富士吉田出身、現在スウェーデン在住ケイゴマンのコラムです。
Smile at your life, life smiles back at you
確かに遠くから見た感じたスウェーデンのひとたちは、とても落ち着いてて、はしゃぐこともしない。なんてたって、W杯のパブリックビューイングでさえ、みんなすんごい盛り上がる!!っていう感じではなく、淡々と試合を見てた感じだった。
これってお酒が公共の場で飲むことが禁止されてることと関係があるのかな。(ちなみにスウェーデンでは、お酒は公営の酒屋さんでしかお酒(3.5%以上)を売ることが許されていなくて、普通のスーパーだと3.5%までのアルコールしか買えない、、、日本で考えると信じられない!!だから、ほぼ酔っ払うことがない。。)
でもね、やっぱバーへ行くとみんなはしゃいでて、特に地元のバーでは木曜日が、なんと「KARAOKE」ナイトになってるんだな。そんときのハジケっぷりをみてると、袂を分かつ感じがわかるね。すぐ仲良くなれそうだもの。
家でパーティーを企画したときだって、急にきて、自分の同級生たちと楽しく話し出す。
僕のCDをお世話になったお礼にあげたら、寝る前に毎日聞いてるって。けいごはタレントがある、とてもステキな歌だって、褒め上手でもあって。
そして、その好奇心を支える環境の良さ。歩いて5分で海、森、サウナがあって。すごく充実してた。ここで暮らしてると生活ってすごくシンプルだって感じる。日本はもしかしたら、娯楽が多すぎる気がするし、お金を使わないと楽しめない。ここでは全然お金を使う必要がなかった。
シェアメイトの一人が家を去る時に、庭を一周したいっていって一回りして見ていた時に気づいたのだけど、このお家はスーザンの「愛」で溢れていたのだなって。スーザンは庭だけじゃなくて、家の中を少しずついたわって、自分でいろんなものを直していた。家電の配線だけは苦手らしく、僕が手伝ってあげたのだけど。
スーザンみたいに、僕がおじーちゃんになっても何に対してもオープンで、好奇心を持って。そして人生を楽しみたい。
それのためにはあまり多くはいらなそうで。ラブリーなお家と、そしてステキな環境と、なによりも「ひと」がいれば良さそうだ。
スーザンが教えてくれた言葉。
「Smile at your life, life smiles back at you」
その通りだよ。