WEAVING CITY OF JAPAN

イトとヒトがいきかうマチづくり
ようこそハタオリマチへ

富士山の麓に広がる山梨県富士吉田市・西桂町にはハタオリがあります。
1000年以上変わらずに鳴り響くハタオリの音は街の宝物です。
近年、歴史あるハタオリの文化は急激な時代の変化に対応することが難しく
世界に高品質な製品を供給している高い技術がありながら
ハタオリマチを取り巻く状況は厳しくなる一方となってしまいました。

涙を飲んで廃業していったハタオリマチの職人も数多くいます。

私たちは、何十世代も前の祖先が脈々と繋げてくれたハタオリマチを
次の世代に繋ぐため状況を変えなければなりません。

『ハタオリマチのハタ印』は、100年後も富士山の自然に囲まれた美しいハタオリ産地として
様々なヒトがいきかい、モノやコトが生まれる
活き活きとしたハタオリ産地を実現する為のプロジェクトです。
このハタオリマチをより良い形で次の世代に繋ぐため、富士吉田市・西桂町全体で新たな挑戦に取組み
その意思の印として「ハタ印」をかかげます。

HATAORIMACHI INTRODUCTIONハタオリマチのご紹介

ハタオリマチのハタ印はいくつかのコンテンツに沿って活動しているプロジェクトです。

1

織物に関する仕事を依頼できます

ハタオリマチでは、200を超す糸にまつわる会社や工場があります。
その中でも全国から受注を受け付けている事業者をご紹介させていただきます。

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2

毎月第3土曜日はオープンファクトリーを行なっています

ハタオリマチにある織物工場や、染色工場が、月に一回工場を公開します。(基本要予約)
ファクトリーショップで、各社のファクトリーブランドもお楽しみいただけます。

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3

一年を通して、魅力的なイベントがあります

年に一度のお楽しみ「ハタオリマチフェスティバル」をはじめ
季節ごとに様々なイベントも発信しています。▶︎ ハタオリマチフェスティバル

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4

ハタオリマチオリジナルのお土産もあります

このハタオリマチの魅力をお伝えできるよう、テキスタイルデザイナー鈴木マサル氏に
よってデザインされた、この産地で織られた布張りの高級ノート
「HATAORIMACHI NOTE BOOK」もご用意しております。

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ロゴについて

コンセプト

この地域の人々は富士山の厳しい自然とともに生きてきました。その営みの中で古くから使われてきた様々な「カタチ」から抽出することで、流行に流されない歴史と文化と新しさを持ったロゴとなっています。山梨の歴史を大切にしている世代から、これから山梨を知ってもらいたい若い世代まで幅広く心に響く、和と洋を織り交ぜたデザインです。

ロゴの構図

古くからある日本の富士山信仰の際、富士登山のお守りとして使われていた富士山牛王の御札で描かれている構図を元に制作しました。日本古来のモチーフを古いイメージとして捉えられないような、デザイン処理をすることで、これから長く愛される雰囲気を持ったロゴです。

サル

富士山の生まれた年が紀元前301年庚申(かのえさる)の年に姿を現したという伝説より、古くから富士山信仰に使われるモチーフとしてサルが多く登場します。この地域で重要な動物であるサルをロゴに採用することで、キャッチーで親しみやすく、またその歴史や由来を語ることのできるモチーフとしてサルを起用しました。

枠のカタチ

ハタオリマチのより良い未来を願い、富士山の麓で祀られているコノハナサクヤ姫が持っている、どんな願いも叶えるといわれている「宝珠」のカタチを枠のカタチとして採用しました。

郡内縞

ロゴ内にある縦縞は江戸時代に多くのファンを持っていた山梨県を代表する織物「郡内縞」を意識した縦縞を配置しました。この縞柄はお土産品などのパッケージや空間装飾としても展開していく予定です。

SINCE 967

西暦967年に発行された書物に「甲斐の国では織物を税として納めていた」と残されていることから、山梨の織物の歴史は西暦967年には確実にあったことが証明されています。

記述文章

Yamanashi proudly celebrates its rich cultural heritage of traditional weaving.
山梨はこの伝統の織という価値ある文化遺産を誇り高く継承します。

ハタオリのこと

  • 歴史

    1000年以上も前から織り続けられてきたハタオリマチの歴史を紐解いていきます。

  • 特徴

    先染め・細番手・高密度・小ロット・多品種の織物を製造しています。

  • 工程

    糸を紡ぐ工程から後加工に至るまで、多くの職人が手を取り合い生産されています。

さいごに、ハタオリマチを伝えるMOVIE「ハタオリマチノキオク」をご覧ください

  • ハタオリマチノキオク from Hideaki Hamada on Vimeo.

    初年度の2016年のハタフェスで、写真家・濱田英明さんをお招きし、富士吉田の写真を撮っていただき写真展「ハタオリマチノキオク」を開催いたしました。その際に濱田さんが街の各所で映像もいつのまにやら撮ってくれていました。ほんとうに、いつの間にやら。
    そして音楽会「ハタオリマチニヒビクウタ」では田辺玄さん、森ゆにさんが以前この産地を紹介するフリーペーパーの発刊イベントの際に作曲した、ハタオリマチをテーマにした曲「LOOM」を披露してくれました。そこで、濱田さんの映像とLOOMの音楽があわさり、ハタフェス公式Movie「ハタオリマチノキオク」が完成しました。
    このまちの息吹を音楽と映像で感じてもらえるはずです。それでは聞いてください、「LOOM」。

    映像監督:濱田英明 音楽:田辺玄、森ゆに

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ハタオリマチの織物でできたノートブック

ハタオリマチの織物でできたノートブック

富士吉田市・西桂町までのアクセス

  • 東京から電車
    富士吉田市へ
    新宿駅-(JR中央本線1時間40分、特急60分)-大月駅-(富士急行線50分)-「富士山駅」「月江寺駅」「下吉田駅」
    西桂町へ
    新宿駅-(JR中央本線1時間40分、特急60分)-大月駅-(富士急行線35分)-「三つ峠駅」

    東京から高速バス
    富士吉田市へ
    バスタ新宿-(中央高速バス【新宿~富士五湖線】1時間45分)-「中央道下吉田バス停」または「富士山駅バス停」
    西桂町へ
    バスタ新宿-(中央高速バス【新宿~富士五湖線】1時間40分)-「中央道西桂バス停」

    東京から車
    富士吉田市へ
    東京-(中央自動車道90分)-河口湖IC
    東京-(東名高速道路90分)-御殿場IC-(国道138号山中湖方面20分)須走IC(東富士五湖道路25分)-富士吉田IC
    西桂町へ
    東京-(中央自動車道80分)-都留IC-国道139号線富士吉田方面20分