ロゴについて
コンセプト
この地域の人々は富士山の厳しい自然とともに生きてきました。その営みの中で古くから使われてきた様々な「カタチ」から抽出することで、流行に流されない歴史と文化と新しさを持ったロゴとなっています。山梨の歴史を大切にしている世代から、これから山梨を知ってもらいたい若い世代まで幅広く心に響く、和と洋を織り交ぜたデザインです。
ロゴの構図
古くからある日本の富士山信仰の際、富士登山のお守りとして使われていた富士山牛王の御札で描かれている構図を元に制作しました。日本古来のモチーフを古いイメージとして捉えられないような、デザイン処理をすることで、これから長く愛される雰囲気を持ったロゴです。
サル
富士山の生まれた年が紀元前301年庚申(かのえさる)の年に姿を現したという伝説より、古くから富士山信仰に使われるモチーフとしてサルが多く登場します。この地域で重要な動物であるサルをロゴに採用することで、キャッチーで親しみやすく、またその歴史や由来を語ることのできるモチーフとしてサルを起用しました。
枠のカタチ
ハタオリマチのより良い未来を願い、富士山の麓で祀られているコノハナサクヤ姫が持っている、どんな願いも叶えるといわれている「宝珠」のカタチを枠のカタチとして採用しました。
郡内縞
ロゴ内にある縦縞は江戸時代に多くのファンを持っていた山梨県を代表する織物「郡内縞」を意識した縦縞を配置しました。この縞柄はお土産品などのパッケージや空間装飾としても展開していく予定です。
SINCE 967
西暦967年に発行された書物に「甲斐の国では織物を税として納めていた」と残されていることから、山梨の織物の歴史は西暦967年には確実にあったことが証明されています。
記述文章
Yamanashi proudly celebrates its rich cultural heritage of traditional weaving.
山梨はこの伝統の織という価値ある文化遺産を誇り高く継承します。