富士吉田出身、現在スウェーデン在住ケイゴマンのコラムです。
LOPPIS
日本に帰ってきたからというもの、地に足がついてない感じがどうもせわしなくフワフワしてたのだけど、やっとこさ、感覚が戻ってきました。それでも失ったモノもあるなって思います。それは、2年前までは、地域、まちづくり、地域活性化、地方創生、移住促進、リノベーション、など関わっていたフィールドの情報たち、いったいどうなっているか、っていうこと。やっぱり2年くらい離れると日本の状況も変わってるし、アップデートされてるし、世間で何が起こったかも知らないし、本当にお上りさん状態になっていて。そのフィールドに関わっていたモノとして、今、何が起こっているの?っていうことはすごく関心があります。どなたか教えてくれ〜。
チラッ!教えて〜
かわり、といってはなんだけど、海外での状況とかは肌感でわかったり、自分で見てきたこともあるからどこかでシェアしたいことがあるんだけど、ひとつだけこのフィールドでいいたいのは、日本の公務員は相対的に見たら、ものすごい働いているんじゃないか、ということ笑 元だからって肩を持つわけじゃないけど、世界のって実際に公務員の方にふれたのはスウェーデン、デンマークくらいだけどさ。
そういう風にして、世界のことと、日本のことが比べられたりするのと、何が普通なのかなぁってよくわからなくなるよね。このことについても、色々なこと、見てきたり、体験してきたから、書きたいことはまぁまぁあるんだけど、何をチョイスしようっていつも思うのだけど。自分を編集してくれる人が欲しい!!!!!!!絶賛、募集中!!!!!!!ってこんで、日本の常識は世界の非常識とか、日本と違うことのようなことから選ぼうかな。
思い浮かんだのは、スウェーデンの文化!Loppis (ロッピス)!!!!あまり日本でも紹介されてなさそうだし、チャチャっと調べると、みんな蚤の市とかで使ってたりするんだけど、僕の実感値と、現地の使われ方でいくと、ガレージセールだね。家の庭先で、不用品になったモノを売ってる感じかな。そもそも物価が高いっていうこともあり、環境意識も高いスウェーデンでは、セカンドハンド、いわゆる中古品を使うっていうのが当たり前に生活に溶け込んでる。自分が住んでいたカールスクローナでも、小さい街にも関わらずセカンドハンドショップは、知ってるだけで5〜6件以上あった。ビンテージのお店も含めるとさらに多いと思う。一度、エーランド島っていう街に遊びにいった時に発見したのがLoppisだったの。そこの島ではチャリンコで移動して、キャンプをしようとしてたんだけど。こいでると、結構な割合で、「Loppis」って看板がでてたの。
しかもこんな道を行ったところにチラホラなんよ。聞いてみると、街にはセカンドハンドショップがたくさんあるからいいけど、田舎に行けば行くほど、お店もないから、近所の人たちでそれぞれがガレージセールをするみたいなんだよね。しかも、近所のお付き合いがあるところでは、家の人が亡くなっちゃった人がいると近所の人が、色々引き取ってガレージセールで売るみたいなんだよね。捨てちゃわないんだな〜。
日本だと、スクラップアンドビルド、家は新築がいいとか、中古品はあまりとか、新しいモノ信仰が強くあると思うけど、こういう風に古いモノがもう一度使われてくっていいよね。なんか、よしやろうっていう感じじゃなくて、生活のその先にある感じがいいのよ。近所の人がちょっとしたモノをここで買い物してたり。ある意味コミュニティの役割だったり、商店が近くにあるわけじゃないから、商店の代わりになってたりね。
そしてね!!!
ここで、マリメッコのお皿をみつけたときは、ものすごい興奮して買おうと思ったという話。しかも千円くらいだったのであった。そういった「発見」も嬉しいよね。LOPPIS!!!!