光織物有限会社と井上綾による
富士吉田発のテキスタイルプロダクトブランドkichijitsuが
できるまでとこれからのお話。
⑤異素材バトル
どうも!週一更新とかいっておきながらも一ヶ月以上もご無沙汰しておりました。
kichijitsuの井上です。
最近は展示会の準備をしたり、kichijitsuとしては新しい系のお仕事をしていたりと
絶賛仕込み期間真っ只中という感じです。
6月くらいに何個かお知らせできるかな!という感じですのでお楽しみに。
さて、前回のお話の続き。
みなさまもなんのこっちゃって感じだと思うので遡って見てくださいね。
私も遡って書きます。うむむ〜。
金魚紐を使ったビニールバッグを作りたい!
と、発会式のプレゼンで宣言したのですが、、、
経験をふまえた今の私からすると、
正直この提案はやる前から絶っっ対うまくいかないのがわかりますし、
今、富士山テキスタイルプロジェクトに関わっているテキスタイル好きの学生さんなら
織のことがわかっているのでしないでしょう。
劣等生故の過ちというかなんというか…あわわわ。
今思うとほんとにとんでもない。
しかし、学生の提案を否定しないで一旦受け止めるのがこのプロジェクト!!!
発会式の翌日、それぞれ一緒に商品や作品を作るハタヤさんにお邪魔してどうしていくかを話し合います。
プロジェクトの監修を務める、鈴木マサル先生(中央)と
東京造形大学テキスタイル専攻の染の教授、大橋正芳先生(右上)を交え、ああでもないこうでもない。
ひとまず、金魚紐織ってみよう!!!!ということになり、
サンプル作りから企画がスタート。
発会式を終え、本格的にプロジェクトが始まると、学生はそれぞれハタヤさんと直でメールや電話で連絡をとり
個別で産地に通い、企画を進めていきます。
監修の鈴木マサル先生にはアドバイスをもらいつつ、
基本は会社と学生で進めていきます。
進度もチームによって様々。
月何回も産地に行く学生も。
最初は会社に一人でお邪魔することすら大緊張だったり、
たまたま産地に行く日程がかぶる学生同士で
八王子からJRと富士急行線を乗り継いでプチ旅行気分で向かったりと楽しい思い出です。ほっこり。
さてさて、我々のチームはここから金魚紐をはじめとする”異”素材との戦いが始まりました。
金魚紐は案の定織れず、そんなもの織られることを想定していない経糸は切れる。
金魚紐がダメならと何故か我々が向かったのは、ホームセンター。
ワイヤー、釣り糸、ラケットのガットなどあらゆる異素材の糸ではないものを試して行くのでありました、、、
よく考えて!無理だよ!
今思うと(今思うとばっかり)、ここで本当に気が済むまで一緒に悩んでくれた光織物の皆さんには頭が上がりません。
きっと、他のハタヤさんからもあそこのチームはヤバいと思われていたに違いない。今ならわかる。
ここから大逆転!といきたいところですが
”異”素材を諦めた我々が次に手にしたのは「超音波カッター」。
どうなることやら!!!
次回に続く。