モフモフ….
どーん。
どうも、フランスからこんにちは。けいごマンです。
ちょいと前に修論の関係でフィールドワークでフランスのアルザス地方にお邪魔していたのだけど、びっくりしたことが一つ。
それは、高速道路からの風景が完全に「中央道」なこと笑
北杜から勝山あたりを爆走してる感覚におちいったよ。
ストラスバーグはステキな街でした。はい。
さてさてさてっと!最近、富士吉田では、金鳥居(カナドリイ)っていう街中にある鳥居のしめ縄が交換されたみたいなんです。
(鳥居についても説明あります。)
この鳥居って世界文化遺産の構成資産として登録された富士浅間神社の鳥居で、この鳥居が聖域に入っていく目印だったのだね。
昔って富士山ってレジャーの山じゃなくて、信仰の山だったの。
江戸時代に最盛期を迎えて、村とか町の中で「講」って呼ばれる、今でいうとサークルみたいなグループを組んで、富士山までお参りに来たんだって。
江戸時代に最盛期を迎えて、江戸八百屋町に八百夜講と言われるぐらいめちゃくちゃ富士山関連が賑わっててたらしいよ。
なんでその信仰が始まったのかがけっこう好きで。角行さんっていう人が開祖なんだけど。
夢の中で、山岳信仰の開祖といわれてる役行者(えんのぎょうじゃ)さんがでてきて、
「いつやるの!今でしょ!」(現代語訳、いまさらが好きなんです。)的な感じではじまったらしいのよ。
役行者さんもすごくて、奈良の吉野山とかが地元で。超能力的な力で一日で富士山まで往復してた!とかの逸話が残ってるらしい。まぁ、そんくらいの能力は、伝説としては欲しいところだけど!
角行さんも負けじ劣らず、指立ちならぬ爪だちを一ヶ月して、全身から血を吹いたとか。すんごい期間、断食とか不眠とかをしてたらしいのよ。やばいよね。やばいとしかで表現できない自分の語彙力なさは置いといて。
角行さんの他にもう一人立役者がいて、ジキギョウミロクさん。この人が江戸時代に、富士山の7合目くらいにある烏帽子岩で入滅して即身仏になったことで、みんなが富士山信仰に傾倒して行くんだよね。
そのおかげで今の富士吉田があるっていっても過言ではないから、僕はいつも富士山登るたびにその岩の前で「ありがとうございます。ありがとうございます」ってすんごい念じてたの。
麓の町では、富士山信仰を支えるように「御師の家」がたくさんあって、講の人たちの宿泊のお世話をするツアーコンダクター兼ホテルオーナーだよね。さらに!特別なことができたのよ。それはお祓いなんだよね。ツアーコンダクター、ホテルオーナーと神主というスーパーハイブリットな人たちがたくさんいたんだよ。
そんなありがたーい、富士山信仰の大事な登竜門が浅間神社ってわけなんすよ。
ジギギョウミロクさんを中心にこの時代を描写した、新田次郎さんの小説「富士に死す」は富士吉田市民全必読の本だよ。
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ってもうここら辺の情報はたくさんーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
リライトしてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もうCATVでも、ブラタモリでも、広報でも、本でも、いろんな雑誌でも取り上げらてて、同じ話してんじゃない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
浅間神社って最近注目されてて、もちろん、世界文化遺産っていうのも大きいけど。でも、当たり前のことなんだけど、僕たちにとってはずっとそこにあった地域の神社なのよ。
僕の後輩が、神社のお膝元に住んでる子で。
中高生ぐらいの時から、少しずつ注目されていく浅間神社を危惧してたの。
多分、インディーズバンド時代からファンのアーティストがメジャーになって遠くなってしまっていくような感覚と一緒だったと思うんだよね。
それで仲間内で「浅間神社は、俺たちのもんだよな!な!どんなになっても浅間神社は俺たちの庭だよ!」って結束を固めたらしいの。
仲間のうちの一人が結束の証にメールアドレスを変えたったんだって。
sengenjinja_mygarden
イズぅぅぅぅぅぅぅぅぅぬけてるぅぅぅぅぅぅようようようよう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マイガーデン
僕にとっては、あの神社が「世界遺産」って呼ばれてしまうよりか、温度がこもった「my garden」って呼ばれてることの方がワクワクしちゃう。その子たちにとってはいつまでもマイガーデンなんだもの。そんな感覚がスキ。
PS
後輩の仲間内で、mygardenっていうブランドを立ち上げて、どうやらTシャツを作ったらしいです。
ほしぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!