2018.04.01

作り手とハタヤさんが出会うサイト MEET WEAVERSがオープン!


春の風が心地良い今日この頃、2018年4月1日から山梨ハタオリ産地(富士吉田市・西桂町)が、産地の織物職人(ハタヤさん)と生地を作りたい人を繋ぐためのWEBサイト「MEET WEAVERS」が4月1日オープン!
「生地を頼むってハードルが高そう…」「生地の発注ってどこに頼めばいいの?」そんなハードルを少しでも低くし、デザイナーや企業とハタヤさんを結ぶためのサイトがMEET WEAVERS。読んで名の如く、ハタヤさんと出会うサイトです!でも、一体どんな情報が掲載されているのでしょうか。これから生地を頼みたいと考えている方、「頼むかわからないけど、ちょっと気になるぞ」という方、ぜひぜひ覗いてみてください。

生地を作りたい人も、買いたい人も

山梨ハタオリ産地は、「高級絹裏地」の代名詞である甲斐絹・郡内織で栄えた、シルクやキュプラ(ベンベルグ)など細番手の長繊維に長けた産地です。産地タテ糸とヨコ糸を事前に染めた糸を使う先染めを使い、高密度で織り上げた生地は、精度を求めるファッションブランドから支持されています。

生地を作りたい方は、まずは服地・傘地・ネクタイ&ストール地・インテリア&小物生地の4カテゴリーから選ぶことができます。クリックをすると、生地が一同に閲覧できます!掲載生地が豊富なので、生地を見ているだけで楽しいですよ。生地を見ながら、デザインのインスピレーションを受けるのもいいかもしれません。
好みの生地やタグをクリックすることで理想のハタヤさんを見つけることができます。膨大なタグから好みの柄や素材をクリックするのも良し、生地の写真から選んでも良し。「防水」・「撥水」などのタグもあるので、機能性を重視した生地を作りたい方も安心して探すことができます。

 

各ハタヤさんのページに行くと、使用している織機の種類やリピート幅、ロット数、価格、扱っている素材など、詳しい情報が載っています。その場で問い合わせができるので、すぐにイメージを伝えられるのも嬉しいところ。疑問もすぐに解決できますね。

既存の生地や製品を買いたい方は、山梨ハタオリ産地の各ショップを見つけることができます。ハタヤさんのオンラインショップも充実!

制作事例から流れを掴めます

WEAVER×DESIGNERページでは、マリメッコのデザイナー鈴木マサルさんや、イイダ傘店の飯田純久(よしひさ)さんの制作事例を紹介するなど、発注者の不安を取り除く仕掛けも充実!デザイナーとハタヤさんが、お互いにどんな姿勢で仕事をしているのか知ることもできます。

難しい用語の解説もお任せ!

メニューからaboutを開けば、織物に関する基礎知識もわかりやすく解説しています!織機の種類から織り方の違い、染色に関することまで、山梨ハタオリ産地を知るための知識が網羅できます。気になるコストや納期に関する疑問にも答えています。

「作りたい生地の理想はあるけれど、どのように注文すればいいのかわからない」、「そもそも私のやりたい生地は作れるのかな?」「ハタヤさんとどうやって仕事をすればいいんだろう」そんな不安を少しでも抱いている方、ぜひ一度サイトを見てみてください。自分のイメージを整理するきっかけにもなるかもしれません。

MEET WEAVERS http://meetweavers.jp

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