ハタオリマチの地域文化を発信!高校生がバス装飾したハタオリ号
富士吉田織物協同組合協力のもと、富士北稜高校の生徒さん達に、織物を使用して富士急バスのバスヘッドカバーを制作していただきました!今年度は、更に多くの人々に織物を知っていただくために、富士吉田と首都圏を結ぶ高速バス路線に導入していただくことになりました。
バスのヘッドカバーに使用された生地は、富士吉田地域の文化である「吉田の火祭り」と「吉田のうどん」をモチーフにした柄で、東京造形大学との学生コラボで光織物さんが織った生地です。決定にあたっては、富士吉田織物協同組合や山梨県産業技術センター富士技術支援センター繊維技術部と相談しながら、耐久性やデザイン性を考慮して選び抜いたそうです。
バスヘッドカバーの制作は、生地をサイズに合わせて裁断し、80枚のヘッドカバーの周囲を縫って仕上げました。その後、富士吉田市のラッピングバスのヘッドカバーを生徒たち自らの手で替え、手書きで書いた説明文を添えて、お披露目会が行われました。
このプロジェクトは、富士北稜高校の有志生徒5名が主体となり、富士吉田織物協同組合や富士急バス株式会社など、地元の団体による協力で実現されました。生徒たちが主体となって取り組むことで、地域の文化を伝えることができるだけでなく、若い世代が織物に興味を持つきっかけになります。
富士吉田では、地元の文化や素晴らしい織物に触れることができるので、ぜひ足をお運びください!高速バスで富士吉田へお越しの際は、バスのヘッドカバーのデザインチェックもお忘れなく。