10月6・7日、ハタオリマチフェスティバルvol.3開催
10月6・7日、富士山のお膝元山梨ハタオリ産地(富士吉田市・西桂町)で、ハタオリマチフェスティバル(通称ハタフェス)が開催されます!
1000年以上続く織物産地である山梨ハタオリ産地は、多品種の生地や生地製品を作ることができる珍しい産地で、近年多くのファクトリーブランドが生地製品を発信しています。織機の音が鳴り響く織物工場や、かつて工場で働いていた人が通っていた趣のある飲屋街が点在する山梨ハタオリ産地で開催される秋祭り、ぜひお越しください。
今年のハタフェスは織物産地ならではのワークショップやファクトリーショップを楽しめる「ハタオリ工場祭」をはじめ、全国各地から集まった道具が集結する「よしだのまちの古道具市」、そして山梨ハタオリ産地の活性に大きな役割を果たしたプロジェクト「フジヤマテキスタイルプロジェクト」の10周年回顧展「ハタオリ大学展」など、イベントがめじろおしです!もちろん、お腹を満たすグルメも全国から集結します!目の前に構える富士山を目印に、徒歩で山梨ハタオリ産地をぐるっと回ってください。
よしだのまちの古道具市
全国各地の古道具店や手しごとのよさを再発見するお店の出店や美味しい飲食店も揃います。今年はさらに機織りファクトリーブランドも交え、小室浅間神社を中心にしつつ、街中にも出店店舗が広がるそう。古本市やクリエイターズマーケットも同時開催です。
ハタオリ工場祭
産地の機織りファクトリーブランドと、外部のクリエイターやショップとのコラボレーションを下吉田商店街の店舗や空き家などを使って展開します。全国の織物を紹介する織物物産展やワークショップ、工場を巡るバスツアーやトークイベントなども開催予定!
ハタオリ大学展
富士吉田の織物ブランド台頭の礎をつくったともいわれる東京造形大学の学生と産地のコラボレーション企画「フジヤマテキスタイルプロジェクト」の10周年回顧展を世界的テキスタイルデザイナー、鈴木マサル氏監修の元、ハタフェス内で開催します!
詳細はハタフェスのホームページからご覧ください。盛りだくさんすぎるワークショップの日程確認もお忘れなく!
今年のハタオリマチフェスティバルはまさに「マチ」を使ったイベントになっています。
マップと出店者を見てもらうとわかるのですが、まちの空き店舗やふだん開いているお店に出店者(ワークショップも)がまとまって入りお店を開いたりするのです。
例えば今までよしだのまちの道具市の出店者は小室浅間神社にかたまっていたのですが、空き店舗や別の会場にも少しずつ入ったり、地元機屋さんはメイン通りとなる本町通りの空き店舗に点在しています。
地元の機屋さんたちはこのまちの案内役も兼ねています。ハタオリのこと、まちのこと、いろいろ話しかけてみてください。
使われなくなった空き家の活用のしかたや、まちの見え方が一変することで、普段見慣れたまちが「こんな風景にもなるんだ」というのを地元の人にも感じてもらえたらいいなと思っています。
出店店舗も過去最大数で、県内外から素敵な出店者が集まってくれました。
マップときになる出店者がどこの店舗に入っているかを前もって確認しておくと、当日まちの歩き方も決めれていいかもしれませんね。むしろ会場全部を歩きながら、まちなみと一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。
それぞれの出店エリアのオススメも後ほど公開できればと思っています。
モノと人が行き交うハタオリマチでみなさんをお待ちしております。
ハタオリマチフェステバル
開催期間:2018年10月6日・7日
開催場所:山梨県富士吉田市下吉田界隈他