ウール使いの魔術師
滝口織物
滝口織物は、1958年(昭和32年)創業のマフラー・ストール・服地を織る機屋さんです。三代目の滝口昭一さんは、産地内で「ウール使いの魔術師」の異名を持っているとか。スキーが趣味という滝口さんの作り出す織物は、冬にぴったりなウールのマフラーに特化しています。ウールは、自然の恵みを豊富に持って生まれた天然繊維。 繊維自体が呼吸したり、湿気をうまく調整する機能を持っています。得意分野は何と言っても先染めチェック!スコットランドのタータンチェックはだいたい再現できるそうです。裏表が異なるテキスタイルや、表は普通のチェックなのに裏は糸が縮んだチェックなど、とっても不思議な風合いの布を作っています。テキスタイルデザインを行うのは滝口さん。会社ではこれまでのアーカイブをご覧になれる他、イメージをお持ちいただければ再現してもらうこともできます!糸ブックから選べるウールの色数は約60色。染色で色をだしていくこともできますし、色を混ぜて糸を紡績してもらう、太番手から細番手など糸選びからこだわる製品づくりもお願いできます。糸の密度や風合いを重視しながら、後加工まで担当してもらえるので、心に描くマフラーを作りたいときは、まずは滝口昭一さんをお尋ねください!
住所: 山梨県南都留郡西桂町小沼1775
電話: 0555-25-2201