2023.06.09

2023年6月7日(水)~13日(火)舟久保織物×かぜつち模様染工舎 合同 POP UP STORE


国産傘メーカーの舟久保織物が藍染工房のかぜつち模様染工舎と共に2023年6月7日(水)より新宿髙島屋で期間限定の合同ポップアップストアを開催しています。

日本の伝統的な染め技法を受け継ぐ2社によるポップアップストアでは、染めの魅力をお伝えする内容となっています。これからの季節に活躍する雨傘を始め、日傘や晴雨兼用傘を揃える舟久保織物では、“ほぐし捺染”によって色付けされた鮮やかな傘を見ることができます。






舟久保織物 -ほぐし捺染の傘-

晴れの日は爽やかに、雨の日は華やかに彩る傘が揃えられています。中でも、舟久保織物が提案するファクトリーブランド“harefune”は傘を閉じて持ち歩いている時も、ファッションの一部として楽しめるようなデザインになっています。


舟久保織物による「
ほぐし捺染」とは


綺麗に整えられた真っ白な糸に型染めをしてから織り上げることで、水彩画のような色柄の柔らかさを持つ味わい深い生地に仕上がります。ほぐし捺染の製法は大正〜昭和時代にかけて女性の普段着やおしゃれ着として広く着用されていた銘仙として流行しました。

かぜつち模様染工舎 -本建て正藍染のストール-

人に優しく土に還るテキスタイルを目指したものづくりに取り組むかぜつち模様染工舎では、風合いが良く夏の景色に映える藍染製品を見ることができます。

一度も農薬・化学肥料を使った事の無い広大な大地で育てられた綿を手紡ぎで糸に仕立てています。現在の一般的な機械紡績糸とは、糸の構造が異なり、本来のわたの部分を残した状態で糸になります。さらに明治時代の動力織機でゆっくりと織り上げる事で空気を含み、コシのある手紡ぎ木綿布が出来上がります。素材感は凸凹しているため光の陰影を生み、風を受け止め軽やかに流すくらいの柔らかさが特徴です。風合いが良く肌に優しいストールをぜひご覧ください。

本建て正藍染とは

蒅(すくも)と木灰汁のみで建て、その後の維持管理を貝灰と麩で行う昔ながらの藍染め技法。化学物質を使っていないため、人にも自然にも優しい染色方法です。




 

二つの異なる❝染め❞技術が感じられるポップアップストアとなっていますので、是非足を運んでみて下さい。

舟久保織物×かぜつち模様染工舎POP UP STORE

会期:2023年6月7日(水)~2023年6月13日(火)
時間:10:30-19:30
会場:新宿髙島屋2階 テラスデッキ口前
JR「新宿駅」新南改札・ミライナタワー改札より徒歩2分)
マップ:
Google Mapを開く
舟久保織物ウェブサイト:
https://funakuboorimono.com/
かぜつち模様染工舎ウェブサイト:https://kazetuti.com/ja/

お問い合わせ
舟久保織物 (担当:舟久保晴基さん)
所在地:〒403-0002 山梨県富士吉田市小明見2-20-18
電話番号:0555-22-2684


他の記事

MOREもっと見る

こちらもおすすめ

ハタオリマチの織物でできたノートブック

ハタオリマチの織物でできたノートブック

富士吉田市・西桂町までのアクセス

  • 東京から電車
    富士吉田市へ
    新宿駅-(JR中央本線1時間40分、特急60分)-大月駅-(富士急行線50分)-「富士山駅」「月江寺駅」「下吉田駅」
    西桂町へ
    新宿駅-(JR中央本線1時間40分、特急60分)-大月駅-(富士急行線35分)-「三つ峠駅」

    東京から高速バス
    富士吉田市へ
    バスタ新宿-(中央高速バス【新宿~富士五湖線】1時間45分)-「中央道下吉田バス停」または「富士山駅バス停」
    西桂町へ
    バスタ新宿-(中央高速バス【新宿~富士五湖線】1時間40分)-「中央道西桂バス停」

    東京から車
    富士吉田市へ
    東京-(中央自動車道90分)-河口湖IC
    東京-(東名高速道路90分)-御殿場IC-(国道138号山中湖方面20分)須走IC(東富士五湖道路25分)-富士吉田IC
    西桂町へ
    東京-(中央自動車道80分)-都留IC-国道139号線富士吉田方面20分