アップサイクルイヤリングづくりのワークショップが開催
気持ち良い秋晴れの空が広がる2021年11月20日(土)、毎月第3土曜日にFUJIHIMUROで開催されている「氷室どよう市」にて、織物の廃材を活用するプロジェクト「edge」によるサステナブルなワークショップが開催されました。
「edge」は山梨県立大学国際政策学部杉山歩研究室と共立女子大学家政学部被服学科宮武恵子研究室の共同研究により発足しました。当日は、光織物と「edge」とのコラボレーションで展開しているアクセサリーシリーズ「Jupiter」のイヤリングを制作することのできるワークショップが開催されました。
材料には、布を織った際に出る生地端の「捨て耳」を使用しています。
↑渡明織物で織られた織物の捨て耳
「捨て耳」とは、レピヤ織機で織物を織るときに、織物のはじっこは小さなハサミでチョキチョキ切るのですが、その時にカットされる糸の塊の部分を言います。「捨て耳」は、シルクの織物を織っていれば「シルクの捨て耳」となり、100m織れば織物の両サイド分200mの「捨て耳」が廃材として生まれてしまいます。
高価な織物を織る郡内産地の織物は「捨て耳」も高級品です。
機屋さんたちは、この「捨て耳」をもったいないからなにかに活かせないかといつも考えていたので、このような取り組みはとても嬉しい限りです!これまで処分されていた廃材が、大学生の感性によって心が踊るキュートでキラキラしたアクセサリーにアップサイクルされました。
気になった方は、是非山梨県立大学国際政策学部杉山歩研究室&共立女子大学家政学部被服学科宮武恵子研究室にお問い合わせしてみてくださいね。
開催日:11月20日(土曜日)
開催場所:FUJIHIMURO(富士吉田市富士見1-1-5)
開催時間:①10:00~ ②11:00~ ③13:00~ ④15:00~
※所要時間は30~60分程度です
※定員は各回4人で、事前申し込み優先です
※裁縫針を使います。小学生以下のお子さんには保護者の同伴が必要です
参加費:1,800円/1回