[2022年10月1日(土)~ 10月30日(日)]旅するテキスタイル 〜フィンレイソンのプリントが生まれた町、フォルッサより〜
北欧フィンランドでもっとも歴史のあるテキスタイルブランド「フィンレイソン」のテキスタイルプリントを行ってきたフィンランドの街・フォルッサ。その工場跡地をリニューアルした博物館の出張展が、山梨県富士吉田市のギャラリー・FUJIHIMUROで開催されます。富士吉田市もフォルッサ市も都市から離れた地方に位置しながら、繊維に関わった歴史を大切にし、文化を次代につなげていくことを目指している街。お互いの街の文化の交流を目的に今回の展示が実現しました。
展示では、フォルッサでデザインしてプリントされたさまざまなオリジナルテキスタイルに実際に触れることを通して、テキスタイルの歴史と暮らしについて、さらには未来につづくデザインにも想いを馳せてもらえるような内容が予定されているとのこと。北欧デザインのルーツともいえるテキスタイルの数々にどうぞご注目ください。
旅するテキスタイル ~フィンレイソンのプリントが生まれた町、フォルッサより~
会期2022年10月1日(土)~10月30日(日)
開場時間:11:00-17:00
開館日:金・土・日・月
主催:フォルッサ博物館 一般財団法人ふじよしだ定住促進センター
協力:フィンレイソン社 株式会社アンドフィーカ 株式会社装いの庭
後援:富士吉田市 フォルッサ市 フィンランド大使館 スカンジナビア・ニッポン ササカワ財団
助成:公益財団法人 粟井英朗環境財団
併催パネル展示「フィンレイソンとフォルッサ」
1976年にデザインされた原画をもとに新たに着彩したフィンレイソン創立200周年記念デザイン「アンヌッカ」
今でもフィンレイソンのロゴが残るフォルッサの工場跡
フォルッサに設立したフィンレイソンのデザインアトリエ(1950年代の様子)
併催パネル展示「フィンレイソンとフォルッサ」
主催:株式会社アンドフィーカ
協力:フィンレイソン社
フォルッサ博物館
博物館横には1853年築の染色館があります。これは同エリア内の製糸館で作られた糸を染めていた建物です。この建物がプリントテキスタイルデザインセンター「クオシケスクス」になっており、工場時代にフォルッサの工場でデザイン・プリントされたプリントテキスタイルの所蔵品を保管しています。フォルッサのテキスタイル工場はフィンランド最古で最大であったため、所蔵品の量も膨大なものです。常設展ではフォルッサのテキスタイルプリント史を伝えると同時に、フィンランドのテキスタイルプリント史を伝えることにもなっています。