ハタオリマチを感じる旅 MEET A TEXTILE vol.01レポートその1
こんにちは。ハタ印運営事務局です。
この度はハタ印公式ウェブサイトをご覧いただき誠にありがとうございます。
今回はハタオリマチを盛り上げるイベント第一弾として
2017年1月28日-29日
富士吉田にあるゲストハウスSARUYAとデザイン事務所TRICKYが企画した
"MEET A TEXTILE"を二回に分けてレポートさせていただきます。
山梨県富士吉田市は織物の産地として1000年以上続く歴史があります。
このイベントは県外の方に富士吉田が魅力的なハタオリマチだということを
知ってもらおうという趣旨で始まりました。
東京をはじめ、長野や群馬からもお越しいただき
テキスタイル関係はもちろん、広告、建築など様々な業種の方が集まりました。
13時に集合して、皆さんでSARUYAにチェックイン。
簡単なご挨拶をさせていただき、早速、計画その1「藍染体験」。
SARUYAはDo-Soというアーティスト・イン・レジデンス スペースも運営しており
こちらの空間をお借りして藍染体験を行いました。
講師は造形大学非常勤講師でもあり、この産地のディレクターでもある高須賀活良氏。
好きな布を選んで染めてもらおう!ということで
この産地で織られた布をたくさん用意しました。
中には高級シルクや、上質なコットンなどもあり
繊維の見分け方を教わりながら、思い思いのお気に入りを選び、
藍にドブン!
藍染体験が初めてだった方も多く
久しぶりに手を動かして何かを作るという体験は
とても喜んでいただけたようです。
布の素材、糸の細さ、染料に漬ける時間などなど
さまざまな条件で全く違う風合いを見せる藍染に感動。
お天気も良く、外で乾かしながら、近所の方とおしゃべり。
途中で美味しいマカロンや暖かいコーヒーの差し入れ。
地元の方の優しさが身体中に沁み渡ります。
乾かすと、また藍色の印象が変わり、藍の奥深さを学びました。
その次の計画は富士吉田のまち歩き。
富士吉田市役所の渡辺一史さんに案内していただきました。
トマソンを探すまち歩きは非常に興味深く
建物の壁や、道路などをじっくり眺め、いつも一味違った体験ができました。
お次は、織物工場、機屋(はたや)見学。
テンジンさんは、富士吉田でも珍しい、上質なリネンを織っている工場です。
洗えば洗うほど柔らかくなり、風合いが良くなる
テンジンさんのリネンは、一度つかったらやみつきになるはずです。
テンジンの小林さん。お忙しい中ありがとうございます。
リネンのことを丁寧に教えていただきました。
そのあとは待ちに待ったお食事の時間。
甲州ワインで乾杯!
素敵なテーブルコーディネートと
彩り豊かな美味しい料理はLITTLE ROBOT(リト・ロボ)
産地の機屋さんをはじめ、地域おこし協力隊の方、市役所の方、
地域のイベントを運営されている方などを交え
皆さん交流を深めました。
こちらのテーブルセット、全てこの産地で織られた布です。
産地で働く皆さんによって手作りで作っていただきました。
そのあとは皆さんで、夜の街、西裏へ…
その2へつづく。