やまなし縄文シルクスカーフ誕生!一般販売予約受付中
山梨の魅力がたっぷり詰まった、山梨ならではのプロダクト「やまなし縄文シルクスカーフ」が前田源商店から一般販売予約受付中!期間限定12月15日までの受付となっています。※ご予約方法はこちら。
縄文土器の有数の産地である山梨の土器の文様を活用し、シケンジョ(山梨県産業技術センター富士技術支援センター)と山梨大学の共同研究から生まれた最新技術と山梨産の絹糸を使って、山梨ハタオリ産地内の織物工場である前田源商店が織ったスカーフです。
縄文時代の逸品「渦巻文土器」がモチーフ
「やまなし縄文シルクスカーフ」のデザインのオリジナルは、山梨県笛吹市桂野遺跡で発掘された、大型深鉢(渦巻文)土器 [笛吹市教育委員会所蔵/山梨県指定文化財]です。この土器は現在、山梨県立博物館(かいじあむ)にて展示もされています。
このような渦巻文は縄文時代中期(4500年前頃)に流行したそうですが、土器の胴部全体にこのように一面の水の流れのように渦巻文がほどこされた土器は他に例がなく、大変めずらしい土器とされています。山梨は「縄文王国」とも呼ばれ、縄文文化がもっとも花開いた5000年前、もっとも栄えていた土地だったそう。およそ5000年前の山梨生まれのデザインが、現代の技術でよみがえったのが、「やまなし縄文シルクスカーフ」です。
やまなし縄文シルクスカーフのデザインは、縄文時代の逸品「渦巻文土器」がモチーフとなっていますが、このデザインモチーフは、2016年にオープンしたウェブサイト「YAMANASHI DESIGN ARCHIVE」に登録された図案を活用しています。
山梨デザインアーカイブは、山梨県に伝わる過去の優れた物品の造形や模様、自然から得られる色彩、今に伝わる昔話・伝説を、産業上で使用することのできるデザインソースとしてデジタル化して配信する山梨県のプロジェクト。
甲府市にあるシケンジョ、甲府技術支援センターのデザイン技術部が主体となって完成させたものです。「やまなし縄文シルクスカーフ」は、このデータを活用して生まれました。
最新技術を駆使したジャカード織物
更に注目すべきは「やまなし縄文シルクスカーフ」の立体的で美しいグラデーション。実は、たった2色の糸をで表現されたジャカード織物なのです!2色の糸だけを使うために二値化し、織物の品質を損なわないために「組織的ディザ法」という画像処理の手法を活用して、織物組織パターンになる方法を開発したそうです。 どんな画像でも二値化処理の結果が織物組織パターンになり、陰影を表現できちゃうなんてスゴイですね!!今回は、土器のざらざらした質感を表現するために「変則繻子」と呼ばれるパターンを使ってグラデーションを表しているそうです。
更に、自然なグラデーションを織るために「誤差拡散法」の手法を組み合わせることで、段差もクセもない自然でスムーズなグラデーションを織物で表現しているそうです。
山梨県産シルク100%
更に更に!この「やまなし縄文シルクスカーフ」は、山梨県内の養蚕農家が育てたお蚕さんから生まれた山梨県産シルクを100%使用している非常に希少な製品なのです。全国有数の生糸生産量を誇った山梨ですが、現在は養蚕農家はごくわずかになってしまいました。
山梨の郡内エリアは千年以上の歴史を持つ織物産地です。明治から昭和初期には細い絹糸を巧みに操り「甲斐絹」の名で全国に知れ渡りました。この技術を受け継ぐ織物職人の手で「やまなし縄文シルクスカーフ」は織られています。
「やまなしの縄文土器の文様」
×
「やまなしのデザインアーカイブ」
×
「やまなしの絹糸」
×
「やまなしの伝統織物技術」
×
「やまなしの最新研究成果」
から生まれた、まさに山梨の要素がたっっっぷり詰まった、山梨ならではの商品なのです!
このスカーフは山梨大学が来賓へのギフトとして採用されている他、前田源商店で予約発売をしています。山梨の魅力やうんちくとともに、大切な人へのギフトとして、あふれる郷土愛を身にまとうツールとして、是非ご利用くださいね!
やまなし縄文シルクスカーフ
一般発売日:令和2年1月15日(水)
販売予約受付期間:令和元年11月1日(金)-12月15日
価 格:6,000円(税抜)
サイズ:54cm×54cm
カラー:ベージュ・ピンク・ネイビー
素 材:山梨県産絹100%
予約受付:(株)前田源商店
電話/FAX:0555-23-2231/23-8988 メール:info@maedagen.co.jp
ご予約はこちら https://www.maedagen-shop.com/?pid=146803317