産地を支える力をご紹介

織組織を使った巧みなテキスタイルをデザイン

堀田 ふみ


糸の交わり方が書かれた織物の設計図を基に、風合いを考えます。

糸の交わり方が書かれた織物の設計図を基に、風合いを考えます。

「デザインする」と聞くと、紙にペンで絵を描くことを思い浮かべます。でも「織物のデザイン」は、それとは少し違っています。 
織物は、タテ糸とヨコ糸が組み合わさってできています。そこでタテ糸とヨコ糸をどう組み合わせたらどんな柄ができるのか、図案を作成するときは複雑な計算をします。それだけではなく、さまざまな糸の特性も知っておかなければなりません。また織機の特徴により、できることとできないことがあります。そんな制限に縛られるのではなく、織機の特性を活かしてデザインするのがテキスタイルデザイナーの腕の見せ所です。
そのような織物のデザインを得意とするテキスタイルデザイナー、堀田ふみさん。
なんと、スウェーデン王室御用達のリネン会社Klässbols Linneväveri (クラスボルス)に、初のアジア人デザイナーとして採用され、商品開発とデザイン提供をしています。
スウェーデンの美術大学で学んだ後、織物のデザインと制作を約10年間スウェーデンでしていた経験の持ち主で、「スウェディッシュデザインの今を表現する若手デザイナー」の1人に選ばれたこともあります。スウェーデンの複数のインテリア雑誌にも作品が掲載されるなど、国内外で活躍されている新進気鋭のデザイナーです。
そんな堀田さんが、山梨で作られる織物と機屋さんたちの人柄に惚れて、数年前スウェーデンから山梨に移住してきました。
移住後は、富士山の壮大な姿に日々感動し、いろいろな糸や織物に囲まれながら活動をしている堀田さん。地域の機屋さんとは仕事だけでなく、飲み仲間であったり、野菜をくださる心強いご近所さんの関係。地域のあちこちの機屋さんとあっという間に仲良くなったのは、海外で鍛えられた度胸や経験のおかげでしょうか。
現在は、フリーランスのテキスタイルデザイナーとして、織物を中心にデザインをしています。北欧風とも日本的ともとれる独特の図柄、独特の色味が特徴です。糸が絡み合った時の深みのある色合い、用途に合わせた強度にも心を配ってデザインしているそうです。
織物業と一口にいっても、いろいろな製造工程ごとに別々の会社から成り立っています。そんなわけでテキスタイルデザイナーとして仕事をするためには、幅広い信頼関係が求められます。また機械と糸の繊細な関係によって出来上がるものが随分変わってくるため、機屋さんとのこまめな連携が必要です。堀田さんは現地の機屋さんと生地が必要な方の関係をつなぎ、注文に合った機屋さんを紹介し、オリジナルの生地を作るお手伝いもしています。
いろいろな機屋さんがいろいろな織物を作っているのが、この地域の特徴です。オリジナル生地を作りたいけれども、どのように始めればいいのか、どの機屋さんにお願いすれば良いのか、迷っている方、ぜひ堀田さんにお問い合わせください。素材のアドバイスから素材の特性を生かした織物のデザイン作成まで承ります。
また特注のカーテン制作などもお手伝いします。
山梨の織物産地に住み現場を肌で感じ、それぞれの機屋さんとの信頼関係があるからこそできるデザイン制作と生地作りに出会えます。

デザイン画と出来上がった生地

デザイン画と出来上がった生地

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