富士吉田出身、現在スウェーデン在住ケイゴマンのコラムです。

2019.03.27

孤独について


なんてタイトルをつけたんだいって、ヒャ!って感じなんだけど。最近、感じていたことを言葉にしてみることにする、過去と照らし合わしてね。

今年の1月から、日本に帰ってきてヤレヤレと思っていたけど、もうお金も仕事もなんもない!っていう状況だったので、すぐフリーランスのように働きはじめたの。これまではね、見えてなかったことが見えてくるというか。もちろん、大学院行く前にも少しそのように仕事をしていて、だいたいどういうふうかなぁっていうのはさわりは分かっていたのだけど。やっぱり大学院に行くっていう先だったモノがない中で、仕事をはじめるとなかなかの不安がつきまとうモノだなと感じたかな。

もちろん経済的に安定しない、セルフマネジメントが必要、すべて自分次第などなど、やることなすことが自分の責任に直結している。その上、それがすべて自分に返ってくるという。ここらへん、自分で独立しました!とか、独立した人のブログやWEB記事を読むと誰しもが経験してるとは思うのだけど、思った以上に、大変ですな。

やっぱり、自分自身の責任に面白みと不安が陰陽で襲ってくるのは、ふむふむ、なんだけど、社会的に守られている感がないのが時に「陰」部分を後押しする形になるね。それは見える形で行けば、福利厚生だったり、給与だったり、見えないところで行けば社会からの信用だったりね。(公務員は信用という面ではすごくお得かな。いとこのお兄さんが公務員なら車のローン一発で通すっていってたしね笑)

絶海をひとりでいく。

 

さてさて、この誰にも守られていない感、どこかで感じたことあるぞ。。。って考えたら、それはスウェーデンの大学院時代だったね。海外に行くと、文化や言葉が違う中で、自分のこれまでの文脈が全く通用しなくなるのよね。さ・ら・に!物理的に日本人はいないし、友人知人は遠くに離れてるので、適応していくしかない。適応がうまく行けばいいですけど、その適応がうまくいかなくて、脱落していく人もいる。過酷だし、すごく守られてない感を感じたの。守られてない感が続くと何が起こるか知ってるぞ、と。「孤独」がコンニチハしてくるぞ、と。

突然なんだけど、僕が読み物として、とても好きなシリーズがあります。それはウェブメディアの小さな声を届けるマガジン「BAMP」に連載されている「経営者の孤独」シリーズです。経営者が抱える孤独に対して、重厚な文圧で文章を紡いでくれる土門さんの書きくちがマッチしてます。読むといつものこぎりでギコギコ殺されてるんじゃないかって、ジェイソンみたくざくっと殺してって思うくらいヒリヒリしてます。

もともとは柿次郎くんを富士吉田に呼んだことがきっかけで、彼の仕事を知ることになるのだけど。
そのイベントでキーワードになった「ゲストハウスオーナーは孤独なのではないか」というところからこのシリーズに繋がっていて、(と個人的には思ってるのだけど、あってるかな?)柿次郎くんの編集者としての視点もいつもすごいなぁと思うから、このシリーズとこのシリーズに関わっている人と彼にスゴイ!っていいたいです。あと、密かにだんごさんがきっとキーマンじゃないかって思ってる!(スゴイ!)名指ししちゃうと、その人たちがやってるだ〜、みたいに聞こえちゃうけど、間違いなく素晴らしいチーム体制がこの連載の肝だと思う。

はらよわウンチトーク(実際にはそのあとのゲストハウスオーナートーク)がきっかけ

フリーランス駆け出しと経営者の方を同じステージにのせれないけど。みんな、同じように「孤独」を抱えてるんだなぁって。ひとりの人間が抱える孤独にふれると、どこか「祈る」ような気持ちがこみ上がってくるんだよね、孤独に対して。祈りは、救いを求めてる感じではないんだけど。。。

留学していたときに本当に大変で大変で、過酷さに負けて、一度ベットから起き上がれなくなったときに、涙がとまらなくなったのね。そのときに、僕は自分が変わりたいとか、現実を変えたいとか、やってやるぞとか、そんなことなぁんにも考えてないくて。ただ何かに祈っていて。明日も同じ朝が来るのだけど、それでも何かに、誰かに、自分が抱えている孤独が届いてほしいような、、、そんなか細さがあったのをすごく覚えているんだよね。今このことを考えると、なぜかその状態が無垢で、そして無防備で、無力な感じがしてきた、赤ん坊みたいな。

これ以上の言語化がなかなか難しいぁ。

孤独について考えてきたのですが、このシリーズが書籍化するとのこと。自分の好きなモノを知ってもらいたいことと、孤独を抱えるみなさんにぜひ読んでもらいたいです。あと、、、経営者にもフリーランスにもみんなやさしくしてこっ。

経営者の孤独:小さな声を届けるウェブマガジン BAMP
https://bamp.is/tag/kodoku/

経営者の孤独が書籍化するにあたって応援するクラウドファンディングサイト
https://camp-fire.jp/projects/view/140324


この記事を書いた人



  • あらいけいご

    あらいけいご

    公務員を辞めて、スウェーデンの大学院でサステナビリティとリーダーシップについての修士号を取得。毎日がレボリューション。だいたい泣きそう。好きな居酒屋は臭獣、たかちゃんの人生濃いめのウーロンハイが大好物。お腹がよわい。 Twitterで現地の情報を発信してます。よければ。  https://twitter.com/araiobake 荒井オバケという名前でアーティスト活動もしてます。

 

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