富士山の麓に広がる山梨県富士吉田・西桂通称「ハタオリマチ」は、1000年位上続く技術力の高さが世界的に認められている織物産地です。ところが昨今、織物の技術継承が途絶えてしまいかねない危機的状況にあります。何十世代も前の祖先が脈々と繋げてくれた、このマチをより良い形で次の世代に繋ぐため、私達はマチ全体で新たな挑戦に取組み、その意思の印として「ハタ印」をかかげています。そんな、ハタオリマチの「今」に心を打たれた人々が綴る、ハタ便(ダヨリ)をお届けします。

2017.05.27

新しいショッピングの形「ファクトリーショップ」


こんにちは、三矢です。

先日、富士吉田市でオープンしたハタヤさん直営のファクトリーショップがオープンしました。織物工場と隣接したショップで、自社ブランドの商品を実際見て、購入できます。さらに「その織物商品はどのように作られているのか」、実際に工場を見学して知ることもできます。そんなファクトリーショップにお邪魔してきました。その中で、今回紹介するのは、ほぐし織の技術を受け継ぐ「舟久保織物」と生地の裏地を使った商品を展開する「WATANABE TEXTILE」、カジュアルにも使えるネクタイをつくる「渡小織物」です。

 

超絶技巧「ほぐし織」の舟久保織物

ほぐし織が使われている舟久保織物さんの傘

ほぐし織というのは、経(タテ)糸を緯(ヨコ)糸で粗く仮織りして、模様を染めたのちに仮織した糸を抜き去って、本織にする技法です。普通の織物と比べて、二度も織っているなんて、2倍の手間がかかっているのは驚きです。

ほぐし織の工程

舟久保織物さんの驚きポイントはこれだけではありません!

この方向から見れば、青っぽく見えますが、、、

この角度から青に見えても~

見る方向を変えると、

見る角度を変えれば赤に!

赤っぽい色に!!

これは、シャンブレー効果というもの。ただ単に織るだけでは絶対にできないことを、舟久保さんのほぐし織では目の当たりにできます。手間がかかっているという話を聞くと、よりステキに感じて、思わず見とれてしまいました!

模様はぼかした優しい風合い

模様はぼかしたような優しい風合で、さらに傘はこんなにオシャレ。天気が雨で気分は憂鬱。なんて、もう終わり。この傘なら明るく外へ出かけたくなりますね!
続いてはWATANABE TEXTILEさんに行ってみたいと思います。

 

WATANABETEXTILEには温かさが満載

ショップに入って感じた温かい雰囲気

ショップに一歩踏み入れて感じたの「温かさ」でした。温かさの正体はすぐわかりました。WATANABE TEXTILEさんではアルパカの毛を使った商品を展開しています。そう、温かさの正体はアルパカでした。もこもこしたクッションカバーやブランケットはそっと包み込んで、癒してくれるような、触り心地がとてもよかったです。

裏地を使ったトートバッグはどこか優しい風合い

そして、WATANABE TEXTILEさんの商品の特徴は裏地の素材を使っていること!裏地を使った商品なのに、シンプル、かつオシャレ。裏地、侮ることなかれ。シルクに似た光沢を持っていて、さらに柔らかく肌触りがとてもよかったです。

最後に、渡小織物さんへ行ってみます!

 

これぞ男のネクタイ!渡小織物

TORAWのネクタイ

渡小織物さんのブランドは「TORAW」。「新しいトラディショナルを織る」をコンセプトに、高密度で重量感のあるシルク生地を綿密に織り上げているのが特徴です。ショップに入ってから、ネクタイが何本も並んでいる景色は壮観でした。自分も将来、クローゼットを開けて、「今日はどのネクタイで行こうかな♪」なんて考える姿を想像して、ルンルンし続けていました(笑)ネクタイがこんなにかっこいいだなんて正直思っていませんでした。

かっこよさの秘密

なんと、TORAWのネクタイ一本分のシルクは東京から日本海まで到達してしまうほどの長さ!ネクタイはオフィスシーンで使うイメージが強いと思います。ですが、TORAWのネクタイは普段使いでも使えるオシャレな商品。普段のコーデに一アクセントにはピッタリです。

贈り物にもピッタリ

ギフトボックスに入ると、さらにかっこよさが増します。父親の誕生日が近かったので、プレゼントに買っちゃいました。すごく喜んでくれて、自分まで嬉しくなりました(笑)彼氏やお父さんへのプレゼントとしてもぴったりです!

自分も社会人になる前に必ず購入したい!

 

いかがでしたか?

ファクトリーショップでは、気になった商品を手にとって購入できることに加え、職人さんとの会話を楽しみながら、買い物を楽しむことができます。

職人さんのとの会話を通じて、商品のすごさを深く知ることができるのは大きな醍醐味です。皆さんも、毎月第3土曜日ファクトリーショップでショッピングを楽しんでみてはいかがですか?


この記事を書いた人



  • hatajirushi

    hatajirushi

    富士山の麓に広がる山梨県富士吉田・西桂通称「ハタオリマチ」は、1000年位上続く技術力の高さが世界的に認められている織物産地です。ところが昨今、織物の技術継承が途絶えてしまいかねない危機的状況にあります。何十世代も前の祖先が脈々と繋げてくれた、このマチをより良い形で次の世代に繋ぐため、私達はマチ全体で新たな挑戦に取組み、その意思の印として「ハタ印」をかかげています。そんな、ハタオリマチの「今」に心を打たれた人々が綴る、ハタ便(ダヨリ)をお届けします。

 

  • 2017

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